そんなもんでしょ大嶋の「なるべくネタバレしないで頑張るレビュー」

エンタメ大好きおじさんの大嶋が、映画やアニメ、漫画や小説などをなるべくネタバレしないように映画やアニメ、漫画などなど作品の感想をツラツラと書かせていただきます。

「水上のフライト」を観てきました。

 皆さま、お疲れ様です。そんなもんでしょ大嶋と申します。

 2020年11月24日、映画「水上のフライト」を観てきました。

 ストーリーは、

 自分の実力に絶対の自信を持つ高慢な遥は、走高跳で世界を目指し、有望スポーツ選手として活躍していた。だがある日、不慮の事故に合い、命は助かったものの二度と歩くことができなくなってしまう。将来の夢を絶たれた遥は、心を閉ざし自暴自棄になるが、周囲の人々に支えられパラカヌーという新たな夢を見つける―。きらめく水面を背景に、母の愛、淡い恋心、恩師との約束・・・そして、大切な人の想いを乗せて、どん底から道を切り開いていく。(参照:映画「水上のフライト」オフィシャルサイト)

 と言った感じ。主人公の遥役に中条あやみさん、彼女を支えていく装具技師・颯太役に杉野遥亮(ようすけ)さんが演じてます。杉野さん、正直知らなかったんですが、良い役者さんだったな。

 では、思ったことをいくつか。

中条あやみは、やっぱり笑顔の方がいい

 中条あやみさん演じる遥は、走高跳界期待の選手。取材に来た記者はクールにあしらい、「デキナイ奴は自分が悪い!!」と後輩も突き放すような女王様キャラ。
 前から思ってたんですが、中条さんて明るい感じの役が合う気がするんですよね。コメディエンヌというわけではないんですが、声のトーンとか考えても、そういったテイストのキャラのがいいんだよな、と。で、この手の高飛車キャラはちょっと合わないんじゃないか?……と感じました。事故で落ち込んでいるときの演技もあんまり……。
 ずっとモヤモヤとしたものを観させられている感じでしたが、とあることがきっかけで感情を爆発させるシーンで、グッと引き込まれました(何があったかはネタバレなんでね、当然言えないんですが)。ああ、いいじゃないかって。うまいじゃないか、演技って。そこを境に、終盤にむけて笑顔を多く見せてくれるようになってくれるんですが、やっぱり中条さんは笑顔がいいなとしみじみ思った次第です。

 まあでも、中条あやみさんは美人ですわ。どんな役やったって美人ですわ。可愛さも併せ持った美人。何回でも言える。美人。

●実はやり手? 宮本コーチ

 遥がパラカヌーという新たな夢を見つけるきっかけとなる人物・宮本。主宰となっているカヌー教室も、「子どもたちの居場所になれば」という理由で、楽しく和気藹々とした雰囲気でやっています。宮本自身も気の良いおっちゃんて感じで、のんびりと指導をしています。
 が、実はこの人、結構な「やり手」なんじゃないかと思いました。落ち込んだ遥を慰めるだけならば、ただただ楽しいカヌー教室という居場所を用意してあげるだけでよかったはずなんです。でも彼は、パラカヌーという競技者としての夢を再び与えようとした。その件から、その片鱗をちょっと感じたわけです。
 マスコミに大々的に取り上げられるほどの陸上選手だった遥。事故でその夢を諦めることになるんですが、このまま「競技者としてのエネルギー」を眠らせておくのはもったいない、と感じたんじゃないか、と。だったらこの俺がそのエネルギーをフル活用させてやろうという「コーチ魂」が疼いたんじゃないでしょうか。
 勝算もあったはずなんですよ。元々陸上選手なので基礎体力もあり、競技者としての負けん気も強い。トップアスリートの素質は十分にあると踏んで誘ったという計算の高さがうかがえるんです。競技用カヌーを目の前で見せてパラリンピックへと誘う、というシーンがあるのですが、そういう火の付け方からも「コーチ」としての野望を感じさせずにいられないのです。
 そういうところから、宮本の過去は詳しく描かれていないのですが、実は昔はバリバリの熱血コーチだったのかなーなんて思うわけですよ。

 ちなみに宮本とパラ関係者が会話するシーンがあるんですが、そこでの小芝居が宮本の「老獪さ」も感じさせるわけなんですよね。これは実際観て感じてもらいたいです。


 といったわけで、感想は以上でございます。

 最後にこれだけは言いたい。中条あやみは美人だ。何度だって言える。

 ではまた、次回のレビューで。

「ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−」を観てきました。

 みなさま、お疲れ様です。そんなもんでしょ大嶋と申します。

 コロナの影響で、最近は映画公開延期のニュースばっかり目にします。特に海外のやつ。マーベル作品みたいんですけどねー。DC映画も。

 2020年11月13日に、映画「ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−」を観てきました。綾野剛さん、北川景子さん主演の刑事ものです。ジャンルでいうと、サスペンスなのかな。

 ストーリーは、

「苦しむことなく殺してさしあげます。」ある闇サイトで依頼を受け、人を安楽死させる連続殺人犯ドクター・デス。その人物の存在が明らかになったのは、「お父さんが殺された。」という少年からの通報がきっかけだった。警視庁捜査一課のNo.1コンビ犬養(綾野剛)と高千穂(北川景子)は、さっそく捜査を開始。すると似たような事件が次々と浮上する。捜査チームのリーダー麻生(石黒賢)、新米刑事の沢田(岡田健史)、室岡(前野朋哉)、青木(青山美郷)と共に事件の解明を急ぐが、被害者遺族たちの証言は、どれも犯人を擁護するものばかりだった。ドクター・デスは本当に猟奇殺人犯なのか?それとも救いの神なのか?そして、驚愕の事実と更なる悲劇が犬養と高千穂に降りかかる。(参照:映画『ドクター・デスの遺産―BLACK FILE―』公式サイト)

 という感じ。なんかオープニング、シリーズ物っぽいなぁ……と思ってたんですが、原作がシリーズになってるんですね。続編も意識してんのかな……?

 それでは、思ったことをいくつか。

北川景子、本当に美人
 主人公・犬養の相棒を務める高千穂を演じるのが、北川景子さん。いやもう、本当に美人よ。敏腕刑事の役なんですが、バリバリのキャリアウーマン感を醸し出している。でも、子どもには物凄い優しいシーンとか出てきて、そのギャップがまた良いんですわ。この間しゃべくり007に出てるのを観たんですが、もうお子さん出産されてるんですよね。やさしい感じとかリアルに感じたのは、そのせいなのかな……。

 来年には、北川さん主演の映画が控えているようです。いや、もう観るしかないでしょ。

●「ドクター・デス」は、ジョーカーだった
 今回の敵ながら、もはや主人公と言って良いほどの「ドクター・デス」。ちょっと似たタイプの悪役がいたなぁって思ったんですよね。

 それは、「ジョーカー」なんですよ。ホアキン・フェニックスのやつじゃなくて、ダークナイトのほうね。ヒース・レジャー。ドクター・デスととある人物の会話が、ジョーカーととある人物の会話にすごい似てる。多く言うと完全にネタバレなんでいえないんですが……落とし方だね。落とし方が似てるんだよ。

●序盤で真犯人を暗示してた?
 ドクター・デスの正体、当然序盤は謎のまま進むんですが、実はとあるシーンで暗示してたんじゃないかって思うんですよね。大嶋は、そのシーンのおかげで早い段階で犯人に気づけました。

 それは、犬飼と高千穂が飲んでるシーン。これはね、詳細に説明しちゃうとみんな序盤で気づいちゃうので、言わないですけどね。

 いや、でも勘の良い人は気づくのかなー。だって明らかに……あー、でも内緒。ここは観た人いればちょっと話したい。

 

 というわけで、今回はこんな感じ。

 実は、大学時代に「生命倫理」という講義をとってたんですが、それを思い出しました。尊厳死について、学び直そうかなと思っています。

 それではまた、次回のレビューで。

「罪の声」を観てきました。

 みなさま、お疲れ様です。そんなもんでしょ大嶋と申します。

 2020年11月11日、映画「罪の声」を観てきました。ポッキー&プリッツの日でした。毎年大学時代の友人から、「今日はポッキー&プリッツの日ですよー」とメールが来るので、食べるのが恒例行事になってしまいました。

 今作のストーリーは、

 35年前、日本中を巻き込み震撼させた驚愕の大事件。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。
 大日新聞記者の阿久津英士(小栗旬)は、既に時効となっているこの未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、取材を重ねる毎日を過ごしていた。 一方、京都でテーラーを営む曽根俊也(星野源)は、家族3人で幸せに暮らしていたが、ある日、父の遺品の中に古いカセットテープを見つける。
「俺の声だ―」
 それは、あの未解決の大事件で犯人グループが身代金の受け渡しに使用した脅迫テープと全く同じ声だった!
やがて運命に導かれるように2人は出会い、ある大きな決断へと向かう。
「正義」とは何か?「罪」とは何か?
事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、脅迫テープに声を使用され、知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子どもたち。
昭和・平成が幕を閉じ新時代が始まろうとしている今、35年の時を経て、それぞれの人生が激しく交錯し、衝撃の真相が明らかになる ――(参照:映画「罪の声」公式サイト)

 といった感じです。

 映画の予告編を何回か観たんですが、全体的に暗く重苦しい感じの映画なんじゃないかな、と思ってました。でも、実際観たらそんなことはなく、サクサクと展開が進んで観やすかったです。でも、本格的なミステリーなので観応えもあります。小栗旬さん演じる記者・阿久津のモノローグも心地いい。

 では、思ったことをいくつか。

●実際の事件を元にした作品
 この作品はフィクションなんですが、実際にあった「グリコ・森永事件」を元にして描かれたもの。なので、作中に出てくる事件のエピソードは、ほとんどこの事件の再現といっても過言ではありません。

 警察庁広域重要指定事件としては初めて犯人を検挙出来なかった未解決事件であり、日本初の「劇場型犯罪」。その概要を知るという意味では、非常に参考になる作品です。観終わった後「グリコ・森永事件」を調べてみると、「ああ、ここ映画と同じだ」ってなります。

 俺が2歳の時に起きた事件なんですよね……こんなとんでもないことが起こってたんだな、と思うと少しゾワっとします。

劇団☆新感線の方が活躍
 劇団☆新感線橋本じゅんさん、高田聖子さんが出演されていました。しかも、結構な役で。この2人がきっかけで、話が大きく動いていくんですよね。どう重要かというのは、さすがにネタバレなので言えない。

 ちなみに俺、恥ずかしながら劇団☆新感線作品は「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ」しか観ておりません。それが強烈に面白かったんだよな……他のもみたいな。DVDでてるのかしら……?

 この作品は、新感線以外でもいい役者さん揃えてますね。女優は篠原ゆき子さん、阿部純子さんが良かったな。阿部さんは「461個のおべんとう」、篠原さんは「浅田家!」にも出てたな。あと、「相棒」の新レギュラーなんですよね。旬な女優さんなんだな。

 男性はね、宇野祥平さんが良かったな。いやもう、鬼気迫る演技というか。これは是非、映画での宇野さんを観てほしい。ちなみに、どっかで観たなーと思ったら、仮面ライダーエグゼイドの小星さんだったのね。バガモーン!!(涙)

●「業」が降りかかるのは誰か
 この作品は、「罪を犯した人の"業“が誰に降りかかるか」というのを徹底的に描いた作品だったと思います。

 自分の家族や恋人、仲間をちょっとでも犯罪に巻き込んでしまったらどうなるのか。それは、本当に悲しくて残酷な結果しか生まない、ということ。

 劇中では、その「業」を背負ってしまった少女の人生が描かれています。その寂しくて悲しい生き様は、是非劇中で観てほしいと思います。でもね、ちょっとした救いもあるんですよ。それが、星野源さん演じる曽根の存在。だから、それも合わせて観てほしいんです。

 

 さて、今回のレビューは以上でございます。

 最近は、休みのたびに映画館に行ってる気がしますね。職場か家か、映画館かみたいな生活になりつつあるな……劇場近くの美味い飯屋でも探してみようかしら。

 それではまた、次のレビューで。

「浅田家!」を観てきました。

 みなさん、お疲れ様です。そんなもんでしょ大嶋と申します。

 2020年10月28日、映画「浅田家!」を観てきました。いつもは新宿の映画館に行くのですが、開演時間の関係で渋谷に行きました。いつもと違う劇場に行くのは新鮮でいいですね。終わった後は、百軒店あたりをウロウロしてました。

 さて「浅田家!」のストーリーは、

 幼いころ、写真好きの父からカメラを譲ってもらった政志(二宮和也)は、昔から写真を撮るのが大好きだった。そんな彼が、家族全員を巻き込んで、消防士、レーサー、ヒーロー、大食い選手権……。それぞれが“なりたかった職業”“やってみたかったこと”をテーマにコスプレし、その姿を撮影したユニークすぎる《家族写真》が、なんと写真界の芥川賞木村伊兵衛写真賞を受賞! 受賞をきっかけに日本中の家族から撮影依頼を受け、写真家としてようやく軌道に乗り始めたとき、東日本大震災が起こる―― 。
かつて撮影した家族の安否を確かめるために向かった被災地で、政志が目にしたのは、家族や家を失った人々の姿だった。
「家族ってなんだろう?」
「写真家の自分にできることは何だろう?」
 シャッターを切ることができず、自問自答をくり返す政志だったが、ある時、津波で泥だらけになった写真を一枚一枚洗って、家族の元に返すボランティア活動に励む人々と出会う。彼らと共に《写真洗浄》を続け、そこで写真を見つけ嬉しそうに帰っていく人々の笑顔に触れることで、次第に《写真の持つチカラ》を信じられるようになる。そんな時、一人の少女が現れる。
「私も家族写真を撮って欲しい!」
 それは、津波で父親を失った少女の願いだった―― 。
(参照:映画「浅田家!」公式サイト)

 といった感じでございます。実話を元にしたオリジナル作品とのこと。写真家・浅田政志さんの「浅田家」「アルバムのチカラ」が原案です。主演は、安定の嵐・二宮和也くんです。脇を固める俳優人も、妻夫木聡さんや黒木華さん、平田満さんや風吹ジュンさんなど錚々たるメンバー。

 最初はホームコメディのような展開。無職だが息子二人を愛する父、看護師で家計を支える母、まじめでドライだが弟に振り回される兄、そしてお調子者だが人を喜ばせることが得意な弟。その弟が写真家を目指し、家族や周りの人に支えられながら写真家として成功していく……という流れですね。

 それでは、思ったことをいくつか。

●今年で一番泣いた映画
 大嶋、この映画で今年一番泣きました。菅田将暉くんが出てきたあたりから、ずっと。先ほども書いたように、途中までは政志の写真家としての歩みが描かれているんですが、あることをきっかけに物語の流れが大きく変わります。

 それは、東日本大震災です。震災後、政志は以前家族写真を撮った東北のとある一家の元を訪ねます。一家を探す中で政志は、写真洗浄のボランティアを行う青年と出会います。ボランティアに加わることになった政志ですが、それをきっかけに震災に見舞われた人々の様々な思いを知ることになるんです。

 悲しみ、怒り、諦め……様々な感情が渦巻く中で、写真家としての政志は何を思ったのか。実際に作品を観て、それを感じていただければと思います。

●女性が強い
 この作品には、看護師でしっかり者の母、政志の東京生活を支える幼なじみの若菜、「浅田家」の写真集を出版してくれた赤々舎の姫野社長、写真洗浄のボランティアに協力してくれる飲み屋のママ・美智子さんなどなど、いろいろな女性が出てきます。みなさんね、とても強いんですよ。それぞれに「うわー、強いなー」って思えるシーンがあるんですが、それは是非作品を観てもらえればと思いますね。

 特に姫野社長、良いですよ。本が山積みになったオフィスで、昼から飲んだくれてる社長。出版の話をしにいった政志に「んじゃ、これが契約書替りということで」と、政志とお酒の入った茶碗で乾杯。いやー、ああいう大人になりたいわ、俺も。

●エンタメって何の役に立つの?
 東日本大震災のあとに、俺は密かにこう思っていた時期があります。

「こんな辛い状況の中で、何が音楽だよ。何が演劇だよ。何がお笑いだよ。クソの役にも立たねえじゃねぇか」

 震災の後に放送作家を目指した俺ですが、活動をしていく中で歯痒さを感じたことがあります。「俺、世の中の役に立ってるのかな……?」と。

 政志も劇中でそう思ってたんです。写真なんて、何の役に立つんだよって。写真家であるがゆえに。被災後という状況の中で「写真を撮ること」の意味についても深く深く考えていたんだと思います。そして、最後に彼は……というのはネタバレ。いえないな。あー、いいてー。

 「エンタメの意味」というのを彼がどう考えたか、というのは是非作品で感じてください。

 

 といったところで、感想は以上でございます。

 そういえば、今映画館内での食事って禁止されてるんですね。ポップコーン買って食おうかなと思ったら、できなかった……早くコロナが落ち着いて、楽しく作品観ながらシネマイクポップコーンの北海道バター醤油味(一番好き)が食える日が来るといいですね。

 それではみなさま、次回のレビューで。

「461個のおべんとう」を観てきました。

みなさま、お疲れ様です。そんなもんでしょ大嶋と申します。

 2020年11月6日、映画「461個のおべんとう」を観てきました。V6の井ノ原快彦さんと、なにわ男子の道枝駿佑さんが主演の映画。最近、なにわ男子をよく観る気がしますね。めざましテレビとか、出てた気がする。

 ストーリーは、

 長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。離婚の際に自分を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な年頃を迎えていただけに、罪悪感を抱いていた。そんな時、重なるように虹輝が高校受験に失敗してしまう。好きな音楽で生計を立てている一樹は、息子に対しても“学校だけがすべてではない。好きなように育ってくれたらそれでいい”と考えていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。翌年の春、見事合格した虹輝に、一樹は高校でのお昼ごはんをどうしたいか訊く。「父さんのお弁当がいい」という返答に、笑みがこぼれる。この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず高校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。(参照:映画「461個のおべんとう」公式サイト)

 
 といった感じ。 ジャンル的には、ホームコメディなのかな。子どもっぽく新しいことにはワクワクが止まらないミュージシャンの父・一樹(かずき)と、引っ込み思案で達観した感じの息子・虹輝(こうき)。この二人が、毎日父が作る弁当を通して織り成していくストーリーでございます。

 では、思ったことをいくつか。

●イノッチも良いけど、道枝くんも良いね!!
 ミュージシャンの一樹は「好きなことを好きなだけやる」大人。こういう書き方するとダメ親父をイメージしてしまうかもしれませんが、そんなことないですよ。納得いくまで何テイクも演奏を録音したり、スタッフとの打ち合わせもしっかりやる、人気ミュージシャン。本当にワンパクボウズがそのまま大人になったみたいな。それをイノッチが見事に演じてますよ。

 対して息子の虹輝くんは、親の離婚、高校受験の失敗と辛いことが立て続けに起こった影響からなのか、10代なのにかなり落ち着いた雰囲気。でもまだまだ子どもですから、幼いというか、思春期特有のイキリみたいなのが時たま出てしまうんです。それをねー、道枝くんが良い感じに演じてたんですよ。

 ジャニーズには良い役者さんまだまだいるんだなー、と思いましたね。

●お久しぶりの工藤遥!!
 元モーニング娘。工藤遥さんが出てました。虹輝と同じ中学出身の同級生を演じてます。何で工藤遥さんをピックアップするかというとですね、ワタクシ実はハロプロヲタ……ではなく特撮好きでして。スーパー戦隊シリーズの「ルパンレンジャーvsパトレンジャー」という作品に出てたんですよ、彼女が。スーパー戦隊では、明るく元気な女の子でありつつも、ちょっと重い宿命を背負った戦士という役柄だったんですが、今作はその明るい雰囲気を残しつつ、今時の女子高校生を演じていました。彼女、悪意はなかったんだろうけどな……でも雰囲気的に気づかないもんかね……って、これはネタバレだから言えない。何があったかは、是非劇場で。

 

●「これは毎日のお弁当の話だ。それ以上でも、それ以下でもないーー」
 これは、作中のモノローグで虹輝が語った言葉。そうなんです。結局、この映画を要約してしまうと、ここに尽きるんですよ。でもね、そういう毎日の何気ないところにドラマがあるわけですよ。お弁当がきっかけでクラスメイトに変な目で見られ、でもお弁当がきっかけで友達ができて、時にはそのお弁当を食べなかったことに後ろめたさを感じ……などなど全てのエピソードが弁当がらみ。サスペンスみたいに、劇的な事件が起こらなくたっていいんですよ。日常に、ドラマは溢れてるんです。あ、途中ちょっとネタバレっぽくなったな。これ以上は言わない。詳しいエピソードは是非劇場でね。

 といったところで、感想はここまで。ふんわりとした映画観たい方にはおすすめですよ。観た後は、急激にお腹すきます。そういえば、テーマソングの「Lookin’4」(作詞・作曲:渡辺俊美)、久々に聞きましたね。十数年前の大学時代に出会った曲です。なんか、学生時代のこととか思い出したな。ものすごく好きだった女の子の思い出とか。これも、「音楽を聴く」という何気ない行動の中にあるドラマなんだよな。

 というわけで、また次回のレビューで。

「映画『鬼滅の刃』無限列車編」を観てきました。

 みなさん、お疲れさまです。そんなもんでしょ大嶋と申します。

 2020年10月16日に、映画「鬼滅の刃 無限列車編」を観にいきました。そうです、あの鬼滅です。公開初日に観ることが出来ましたよ。平日金曜、しかも朝9:30という早めの時間だったにもかかわらず、結構席埋まってましたね。小学生くらいの子どもも多かったな。学校とかどうしてたんだろ……?

 あらすじは、公式HPをご覧ください。

kimetsu.com

 ご存知かと思いますが、テレビシリーズの続きですね。蝶屋敷で修行を終えた炭治郎(たんじろう)たちが、次なる任務先「無限列車」へと向かう。そこには、鬼殺隊最強剣士・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の姿が……といった感じです。周りの話を聞いてると、「漫画読んでないしテレビアニメ観てないけど、話題だから映画は観にきた」みたいな人もいるらしいです。いやいやいや、流石にそれは厳しいんじゃないかなー……これから観にいこうという方は、アニメは観といて欲しいなーと思う次第です。伊之助なんか、鬼なのか人間なのかもわかんないんじゃないかな……。

 ちなみに大嶋は、漫画読んでないけど、テレビアニメは観てました。では、思ったことをいくつか。

●鬼滅ガールズの末路……いや、そりゃそうなるよね……
 冒頭にも書きましたが、平日の朝なのに小学生らしき子が結構きてたんですよね。しかも、女の子が多かった印象です。禰󠄀豆子やしのぶ、カナヲの髪型や服を意識した子がたくさん。来場者プレゼントを観て「えー、これもらえるんだー♪ うれしー♡」みたいにキャイキャイ喜んでいて、微笑ましいなーなんて思っていました。で、だ。問題は観終わった後だ。先に劇場出てその子たちどんな感じかなーって観ていると、もうさ、あれだ。この世の終わりを観てきたような顔をして出てきたのだ。多分ひとしきり泣いたのだろうよ。感情がもうなくなってたのだ。まあでもね、あのラストはそうなりますよ。さあ、そんなことが起こってしまうラスト。ネタバレなので、当然いえない。

 もう一個思ったこと。

●やっぱ、アニメだと迫力があるわ……
 今回の戦いは、「動く蒸気機関車」の中で行われています。当然、汽車が走る描写が多いわけですが、いやはや、やっぱ動く映像で観れると臨場感ありますよね。劇場の大スクリーンにはうってつけだったんじゃないでしょうか。「映像化した際の放映時間や内容のドラマ性の面も考慮すると映画という形態にする方が最適」という判断がされたそうですが、大正解ですわ。で、この列車が……あー、重大なネタバレです。いえないわー。

 といったわけで、すでに国民的アニメとなった鬼滅の刃。まだの方は、劇場版も是非ご覧ください。アニメ未視聴の方は、観てからね。漫画でも良し。

 それではみなさま、次回のレビューで。

「TENET テネット」を観てきました。

 初めまして。エンタメ大好きおじさん、そんなもんでしょ大嶋と申します。

 以前は別のブログに書いていましたが、諸事情あってこちらに引っ越してきました。去年観た映画のレビューを書いてます。すでに公開が終わってしまったものもあるのですが、配信やソフト等でお楽しみいただけたらと思います。

 

以下、本文です。

 

 2020年10月の初めに、映画「TENET テネット」を観てきました。ダークナイトシリーズ、ダンケルクですっかりクリストファー・ノーラン監督にハマってしまった俺。その最新作でした。結構面白いという評判は聞いていましたが、噂に違わずズドンときましたね。

 公式ホームページには、

「時間が逆行するゲーム性をリアルに描き、あなたの常識を一瞬で吹き飛ばす。主人公のミッションは、人類がずっと信じ続けてきた、〈時間のルール〉から脱出すること。時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるのだ。ミッションのキーワードは〈TENETテネット〉。『その言葉の使い方次第で、未来が決まる』。突然、巨大な任務に巻き込まれた名もなき男は、任務を遂行する事が出来るのか!?
 というイントロダクション(参照:「TENET テネット」オフィシャルサイト」)。

 いわゆる「時間逆行」を主軸にした作品です。でもタイムスリップの方法が独特で、某ドラ●もんのように「ある時点から別の時点に移動する」という感じではなく、ビデオの巻き戻しのように「世界が逆再生のように巻き戻ってく」という感じなんです。なので、主人公チームが普通に歩いてる最中、周りの風景が逆回しで動いているという、物凄いシーンが観れました。ノーラン監督はCG使わないことで有名なんですよね。どうやって撮ったのかな……? 風景は間違いなく逆再生させてるとは思うので、主人公たちを後ろ向きで歩かせてたってことか……?

 とりあえず、思ったことをいくつか。

●初っ端から、すごい迫力だわ……
イントロダクションにもあるんですが、劇場を襲撃したテロリストと主人公所属の特殊部隊との戦闘シーンがあるんですが、爆音に次ぐ爆音。最初からクライマックスだぜ!!と言わんばかりの戦闘シーン。最初からこんなん出していいのかよ……と思ったんですが、全然大丈夫。もっとすごい……あー、ネタバレになっちゃう。言いたいけど言えない。

 んで、もう一つ思ったこと。

ロバート・パティンソン、かっこいい……
 「トワイライト(俺は未視聴)」という作品で有名になった俳優さんとのことで、再来年公開予定の映画「ザ・バットマン」で若き日のブルース・ウェインを演じる予定の彼。主人公の相棒的ポジションなんですが、いや、もうカッコいいんですわ。静止画で見るより、動いてるロバートを観てください。全然イメージ変わりますから。彼演じる相棒の動向は、一挙手一投足見逃さないで欲しいですね。あー、ここもネタバレになっちゃう。いえない。

 最後に一個だけ思ったこと。

●観終わった後の感じ、『カメラを止めるな』に似てるな……

 全く違うジャンルとテイストの映画なんですが、観終わった後の感想は全く同じでしたよ。「あ、もう一回観ないと」という。観たらわかると思うんですが、仕掛けとしては同じなんですよ。これもネタバレになっちゃうんでいえないですけど……要は前半意味わかんなくても最後まで観て!!ってことです。ちなみに「カメラを止めるな」も面白いんで、未視聴の方は是非。

 というわけで、なるべくネタバレしないように頑張って書き綴ってみました。「私も観たよ!!」とか、「ここが面白かった!!」みたいな感想ございましたら、聞かせていただければ幸いです。

 では、また次回のレビューで。